ラトビア便り

ラトビア在住の日本人男性が、この国の文化を紹介。音楽情報などを通じてその魅力を探っていきます。

2008年8月3日

オリビエ・メシアン記念オルガン音楽フェスティバル

 ヨーロッパでは、夏は音楽のオフシーズンで、何もやっていないのかと言えばそうではない。そして、この夏のラトビア音楽も「歌の祭典」だけではない。去年書いたように、スィグルダの「白いグランドピアノ」というホールでは、毎年フェスティバルがあるし、野外オペラやバロック音楽フェスティバルが例年開かれている。
 さて、この夏以降、ブログの投稿がまったく途絶えてしまったことには、言い訳の余地もないのだが、7月に引っ越しをして、何がどこにあるかさっぱりわからなくなってしまったのと、事情があって8月と9月に2回、短期間の一時帰国をして、非常にあわただしかったということがある。
 7月中旬、表題のとおりフランスの作曲家オリビエ・メシアンの生誕100周年記念コンサート・チクルスの一環として、リーガ大聖堂でオルガンコンサートがあったので聴きに行った。たしか、最後の曲だけがメシアンの作品で、それ以外はラトビアの作曲家の作品だったはずだが、プログラムがどこかに行ってしまい、探す暇もないのである。また詳細が判明したら、このブログを書き直す形で報告しようと思うので、あまり期待せずにお待ちいただきたい。