アマゾンで北條陽子さんのCD購入可能
昨年、ピアニスト北條陽子さんのリーガ・リサイタルのライブ録音がCDとなって発売されたが、既にここで報告した通り、銀座の山野楽器だけで販売されているものと思い込んでいた。ところが、インターネット通販の大手、アマゾンでも購入可能であることを、先日偶然知った。アドレスは下記の通り。
http://www.amazon.co.jp/ラトヴィアの印象から~北條陽子ピアノリサイタル・イン・リーガ-北條陽子/dp/B000VAI128/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1206470325&sr=8-1
在庫は1点しかないとのことであるが、販売促進のために、カスタマーレビューを書いた方がいいのだろうか。私はそういうものを書いたことがないので、考えているところである。

2 Comments:
大変恐縮ですが、今回の記事を見て、1枚の貴重な在庫を購入し早速聴かせて頂きました。
印象に残ったのはペレーツィスの組曲。非常にシンプルなモチーフの反復の中に、北の小国ならではの哀愁と、まるで鎮魂歌のような荘厳さが込められている印象を受けました。
CDの解説書にペレーツィスがバッハ以前の対位法を修めたとの記述がありましたが、内声部の美しさも際立っていて(特に2曲目、4曲目)、北條さんの丁寧な演奏は、この内声部をきれいに響かせていたと思います。残響が残るホールも一役買っていますね。
また単純な響きの中に、現代的な和声の響き(4曲目)もあり、だからといって現代音楽特有のとっつきにくさもなく、親しみやすい、映画のワンシーンにも出てきそうな、短いながらも盛り沢山の内容の曲だったと思います。
またチャンスあれば他の曲も聴いてみたいと思います。
amtaro23様
コメントをありがとうございます。前回いただいたコメントにお返事していなくて、申し訳ないです。
CDを購入されたとのこと、嬉しい限りです。今見てみましたら、品切れになっていませんので、新たに入荷したのかもしれません。他の方にも是非ご購入いただければと思います。
ライブ録音ですので、ホールの残響が伝わってくるのではないかと思います。実はリハーサルの時、響きすぎるのでは、と北條さんが心配されていて、私もそう思いましたが、本番ではそういう感じはしませんでした。
おっしゃる通り、ペレーツィスの作品はわかりやすい和声や旋律の中に現代的な響きを感じ取ることができると思います。お聴きになった第4組曲の他にも、いい作品がたくさんありますので、ぜひお聴きになってみてください。
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