ノルマンディ絵画展
18日ごろから、急に暖かくなった。このまま、週末にはプラス10度ぐらいまで上がって、雪もほとんどとけてしまうのではないかという勢いである。洪水が心配である。
さて、2週間前の話になるが、3月7日(日)、久しぶりに国立美術館に足を運んだ。題名の通り、フランスのノルマンディ地方の絵画展が開かれたのである。ラトビアの美術史上(?)、これだけのコレクションを借りてきたのは初めてということで、テレビでの告知では盗難防止のため警備を厳重にしているということであった。
絵画に疎い私には、モネとクールベぐらいしか知っている名前がなかったが、非常にレベルが高く中身の濃い展覧会であった。3月21日まで開催の予定である。

3 Comments:
嘗てユウルマラ海岸に遊んだ折、自分がノルマンディの海辺を逍遥してをるやうな不思議な気分に浸ったのは、穏やかなバルトの波間に差し込む太陽の光にも似て、紗幕を通して洩れ落ちてくるみた様な北佛蘭西のソレイユが記憶の底から立ち上ってきたからやも知れませぬ。其の昔、此の地が駐留ソ連の軍人やラトビヤ党の労働貴族らの聖なる城であった頃には、オマハビイチを見下ろす丘の上で恰も咲き誇る野の花のやうにびっしり身を寄せ合ふ連合軍兵士の奥津城さながら、死の香りが一帯を覆ふてをったのではなかったでせうか。それでも印象派の画家なら、さぞや画架をセットしたであらふ、素晴らしい海景ですねえ。
嘗てユウルマラ海岸に遊んだ折、自分がノルマンディの海辺を逍遥してをるやうな不思議な気分に浸ったのは、穏やかなバルトの波間に差し込む太陽の光にも似て、紗幕を通して洩れ落ちてくるみた様な北佛蘭西のソレイユが記憶の底から立ち上ってきたからやも知れませぬ。其の昔、此の地が駐留ソ連の軍人やラトビヤ党の労働貴族らの聖なる城であった頃には、オマハビイチを見下ろす丘の上で恰も咲き誇る野の花のやうにびっしり身を寄せ合ふ連合軍兵士の奥津城さながら、死の香りが一帯を覆ふてをったのではなかったでせうか。それでも印象派の画家なら、さぞや画架をセットしたであらふ、素晴らしい海景ですねえ。
殺陣師さま
コメントが遅くなり大変失礼いたしました。叙情うあふれるコメントに感謝いたします。
小生は残念ながらノルマンディを訪れたことがなく、頭の中で当地の海岸の風景と結びつかなかったのですが、重なり合う部分があるのですねえ。過酷な戦争の歴史にも思いをはせてしまいます。
ところで、同じコメントが2回投稿されていますが、「コメントを公開」のボタンを2回押されたのでしょうか?少し時間がかかりますが1回押してしばらくお待ちいただければ大丈夫です
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