ラトビア便り

ラトビア在住の日本人男性が、この国の文化を紹介。音楽情報などを通じてその魅力を探っていきます。

2007年6月13日

週末

 しつこいようだが夏である。開放的な季節だ。現地の人々は、週末になると、いや平日でも、どこで何をして遊ぼうか、とばかり考えている。もちろん私もそうだ。
 先週土曜は、中心部をほっつき歩いていたら、友人のK君から電話があって、遊びに来ないかと言うので、飲み物とお菓子を買って遊びに行った。
 K君は合気道を習っていて、東洋文化全般に関心がある。最近あまり会う機会がなかったが、以前彼から「コトダマというのは、一体何だろうね」ときかれ、とても困ったことがある。そして久しぶりに会って、夏の休日をぼうっと過ごしていたところ、やはり彼の追及は止まなかった。「コトダマって、一体何?」
 大変な週末である。心の休まる時もない。
 翌日曜日は、Jおじさんから電話があった。この人は外国旅行が好きで、アジアはタイ、カンボジア、ベトナムまで行ったことがあるが、日本はないという。この夏、本気で日本へ行くつもりらしく、私は何週間か前、英文のガイドブックを貸してあげた。そこで、航空券の手配のことなど、相談に乗った。
 さあて、来週は何をして遊ぼうか。