ラトビア便り

ラトビア在住の日本人男性が、この国の文化を紹介。音楽情報などを通じてその魅力を探っていきます。

2009年3月9日

書籍見本市

 隠すつもりはなかったのだが、12月中旬から2月中旬まで、日本に滞在していた。ラトビアに戻ってからも、何かと慌ただしく、元の生活に戻りたいのだがそれも叶わない。気温はだいぶ上がってきたが、月曜はまとまった雪が降り、一面銀世界である。
 こちらの新聞記事で、出版業が3割の落ち込みだという残念なニュースを読んだ。たしかに、旧市街でも書店が何件か閉店したり、統合されたりしている。私は今のところ本を買うお金ぐらいはあるので、いろいろと買っているが、出版不況を救うところまではいかない。日本でも同じことである。
2月28日、恒例の書籍見本市があったので行ってみた。昨年のようなロシアからの大々的な出展もなく、国内の良い(と私が思っている)出版社もいくつかはなかったのでがっかりしてしまった。
 不況とは関係ないが、この時期になるとカレンダーが安くなるので、見てみると、プルビーティスというラトビアの著名な画家の作品をカレンダーにしたものがあって、購入した。今回、うきうきするような買い物はこの他にあまりなかった。

2 Comments:

Anonymous 匿名 said...

はじめまして。もう御存知かと思いますが、ペレーツィス氏のコンチェルティーノ・ビアンコが4/13に紀尾井ホールで日本初演されます。
ピアノはもちろん北條陽子さんです。

また、5月には、同じラトビアの作曲家・ペーテリス・ヴァスクス氏のカンタービレも演奏されます。

私は上記2公演を演奏するオーケストラの事務員なのですが、偶然にも2ヶ月続けてラトビア音楽を紹介することになったので、コメント投稿させていただきました。

突然のコメント、失礼しました。

2009年3月26日木曜日 10:57:00 GMT+2  
Blogger Gr said...

コメントをありがとうございます。
今度の演奏会のことは半年ほど前に書いていたので、そろそろ告知をしようと思っていたところでした。
私は2006年9月に北條さんのリーガでのリサイタルを企画し、それ以降ずっと北條さんと連絡を取り合っています。その後、日本でもこのような形で続いているのをうれしく思います。
しかも、引き続いてバスクス作品をを演奏されるとのこと、素晴らしいですね。ラトビアの音楽が日本でも徐々に浸透していくととてもよいと思います。

2009年3月30日月曜日 23:36:00 GMT+3  

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