ラトビア便り

ラトビア在住の日本人男性が、この国の文化を紹介。音楽情報などを通じてその魅力を探っていきます。

2011年1月14日

「私の音楽」が本に!!

 前回の投稿から実に5ヶ月が過ぎてしまった。なんとも言い訳のしようがない。もう読んでくれる人もいないだろう、と思っていたが、実は昨年12月、Yahoo!Japanの海外ニュースでリンクが張られていた。クリスマス・ツリーの発祥地はリーガだったのか、という内容だが、1年以上前の投稿である。しかも、私が書いていたのは、それはどうも怪しいですよという、何とも「夢のない」話であった。リンクをたどって読んでくれた人はいたのだろうか?読んで、がっかりしたのだろうか?
 さて、2007年春に、ラトビア・ラジオの「私の音楽」という番組に出演したことは当時このブログで書いたが、昨年11月、その番組が本になりますよ、というメールがラジオ局のスタッフの方から来た。これにはさすがに驚いた。あの番組には何百人もの人々が出演したはずだ。1冊の本に(1冊なら、だが)掲載しきれるのだろうか。それとも、面白かったのだけ載せるのだろうか。それなら、私のトークはボツになるかもしれない、と思ったが、私がどういう人間か、といっても人間性とか性癖とかではなくて、経歴その他の事実関係を確認したいということで質問が書かれていたので、採用されるようだ。後でわかったのだが、ラトビア・ラジオの第3放送「クラシック」が15周年を迎え、いろいろな記念行事が企画されているのだ。この本もその一環なのだろう。で、返事をしたときに、その本はいつ出るのかときいたら、年明けの予定、とのことだった。
 その後、1月も半ばになり、関係者からまだ連絡がないのだが、先週、出版社のホームページを見てみたら、この本が紹介されていて、先ほど、現物を書店で発見した。700ページ以上ある、とても厚くて、重くて、豪華な本である(1冊である、念のため)。「クラシック」で放送されているいろいろな番組をもとにした章から構成されていて、「私の音楽」の章には、100人あまりが登場している。私はというと、ボツにはなっていなくて、3年半前にしゃべった内容が5ページにわたり(巧みに編集されて)載っている。
 いやはや、本当に驚いた。

1 Comments:

Anonymous なめこ汁奈目子 said...

5年前、て云ひますと、そんなに大昔ではありませんねえ。しかし、ご同慶の至りであります。そこで質問。「本屋の店頭で手にしなすった大著」を、購入されたのでせうか。出版社(或ゐはラヂヲ局)から送られてくるのをヂッと待ってるのでせうか。

2011年1月23日日曜日 12:03:00 GMT+2  

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