ラトビア便り

ラトビア在住の日本人男性が、この国の文化を紹介。音楽情報などを通じてその魅力を探っていきます。

2008年2月21日

ペレーツィス『第4組曲』

 木曜の朝、起きがけにラジオを聴いていたら、おなじみペレーツィスの第4組曲の第2楽章が流れてきて、おやっと思った。この曲は北條陽子さんがリーガと東京で公開演奏した曲で、CDは北條さんが日本で出したものと、ベルギーのピアニストが自国のレーベルから出したものとがある。聴いていて、テンポ、間の取り方、抑揚といったものが明らかに北條さんの演奏だった。アナウンサーがどんな解説をするかと思っていたら、ちゃんと北條さんの名前を言っていたが、妙なことに、「ピアノ組曲より一部」と言っていた。ペレーツィスのピアノ組曲は4曲あるのだが…それはともかく、こうして時を置いても紹介されるというのは、嬉しいものである。
 日本でもこの番組はインターネットで、いつでも聴くことができる。
http://www.latvijasradio.lv/program/2008-02/20080221_3.htm
7:07のところをクリックして再生し、31分を過ぎたあたりから聴いてみていただきたい。