ラトビア便り

ラトビア在住の日本人男性が、この国の文化を紹介。音楽情報などを通じてその魅力を探っていきます。

2008年9月19日

演奏会予告

 これまで、ラトビアと日本でリサイタルを開き、シューマンをはじめとするご自身のレパートリーに加え、ラトビアの作曲家ペレーツィスの音楽の紹介に尽力されているピアニスト、北條陽子さんが、新たにペレーツィスの別の作品を演奏することになったので紹介したい。
 来年4月13日、北條さんは東京シティ・フィルと演奏会を開き、ペレーツィスの「コンチェルティーノ・ビアンコ」(白い小協奏曲)を演奏することになった。これが日本初演となる、はずである。何が「白い」のかは、演奏会でのお楽しみにとっておこうか(去年の夏、ここで書いたような気もするが)。先に書いたとおり、私は9月にも短期間一時帰国したが、その間に北條さんと二人で東京のラトビア大使館を訪問し、大使閣下とお話をする機会に恵まれた。誠に光栄なことである。蛇足だが、今回は精神的に(?)余裕ができたので、他にもたくさんアポを入れて、多くの方と再会、またはお近づきになることができた。皆さん、ありがとうございました。
 演奏会の詳細は後日、切符の入手方法等を含め、改めてお知らせすることにする。乞うご期待。